ほうきやモップ、清掃用品のことなら株式会社 高砂。日本の掃除の歴史について

掃除に関する豆知識
HOME > 掃除に関する豆知識 > 掃除の歴史

掃除の歴史

日本における掃除の歴史は意外と古く、7世紀の飛鳥時代にまでさかのぼります。当時、掃除という行為は精神文化としての意味合いが強く、現代のように家事の一環として掃除文化が根付くのは、もう少し近代になってからでした。
ここでは、そんな日本の掃除文化について、歴史を追って見てみましょう。

精神文化と密接な関係にあった日本の掃除

精神文化と密接な関係にあった日本の掃除日本に本格的な掃除の文化が根付いたのは、7世紀の飛鳥時代における“大化の改新”前後といわれています。この頃、仏教思想が中国から入ってきたことで、貴族階級に掃除の励行が普及しはじめたようです。

その後、奈良時代に入っても、掃除は宗教と密接な関係にありました。それは、この時代に編纂された日本最古の歌集『万葉集』にも記されています。万葉集には、旅に出た恋人の無事を祈って「お掃除をしない」から「どうぞご無事で(帰ってきて)」と、箒神(ほうきがみ)に祈った歌があります。

平安時代(8〜12世紀末頃)になると、庶民の生活にも掃除という習慣が根づいていました。ただし、御殿住まいの貴族に対して、庶民のほとんどは土間での生活でしたので、掃除をするのも煮炊き場であるカマド周辺が中心でした。
ちなみに、平安時代の「年中行事絵巻」には、疫病神や死者の怨霊をしずめるために、掃除用具(「払いのける、取り除く」の意味から)を持って祭りに参加している姿が描かれています。

江戸時代に確立していた究極のリサイクル文化

江戸時代に確立していた究極のリサイクル文化江戸時代における江戸の町は、世界でも屈指の都市でした。世界でも類を見ないさまざまな独自文化が発展していくなか、ゴミ処理やリサイクルにおいても優れたシステムが確立していました。

当時の日本は原材料が貴重だったため、どんな資源でもできる限りリサイクルし、壊れた道具は直して使うのが当たり前でした。
ちょうちんの張り替え、錠前直し、そろばん屋…などなど、江戸時代に活躍した「職商人(しょくあきんど)」といわれる業者たちは、そのほとんどが修理を本業とし、下取りと新品の販売は副業的な仕事だったのです。
その他、修理・再生の専門業者や、紙くずや古着、肥えや灰、髪の毛などの不用品を集める回収業者も存在しました。

物を修理して大切に使い、灰や髪の毛までも徹底的に有効利用するリサイクル精神は、都市レベルでのゴミの排出量をおさえていました。江戸の人々は極めてエコロジカルで清潔な生活を実現させていたのです。

ページの先頭へ

株式会社高砂